エピソード76 指宿で砂風呂 ― 究極のリラクゼーション

 

ズザナとミーシャ 日本の魅力大発見
~チェコ人カップルの日本縦断自転車旅行~

【エピソード 76】
<指宿で砂風呂 ― 究極のリラクゼーション>

COVID-19への不安が高まりはじめたことで、私たちは大きな決断をしなければならなくなりました。なにか規制措置がとられる前に、旅を少し早めに終えて自転車を売ることにしました。

霧島錦江湾国立公園をくまなく探索し終えて、有名な温泉地指宿(いぶすき)を目指し、南へと向かいました。

干潮の時間にぎりぎりセーフで間に合い、砂の道を通って知林ヶ島(ちりんがしま)に渡る絶好の機会を得ました。うわさでは、この道を歩くことができたカップルは長続きするということです。

なのですが……恐ろしいことに海水が上昇して砂の道を消し始めたので、島に渡るのを途中で切り上げることになりました! 海に沈んでは大変と、海岸まで走って戻りました。その途中、大きなヒトデを見つけたのはほんとラッキーでした。

アドレナリンを放出するために訪れた「こころの湯」は、ズザナによれば旅全体を通じてトップクラスの公衆浴場とのことでした。お風呂がバラエティーに富んでいるだけでなく、巨大な鉢に泥が入れてあり、それで顔の泥パックまでできます! 美しい夜空の眺めが自慢の露天風呂もありました。

翌日、私たちは指宿最大の名物をぜひとも試したくて、そこに向かいました。それは海岸の砂風呂です。いやはや!それはもう壮観でした!

すっかり気に入ってしまいました。友達からは砂が熱いよと注意されていたけどそれほどでもなく、スタッフの人が初心者向けに勧めてくれたよりも数分長く浸かっていました。とにかく、ほんと気持が良かったんです!

結論を言いますと、指宿は実に快適な街で、暮らすには最高の場所だと思いました。

 

 

 

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