エピソード65 黒川温泉で湯めぐり

 

ズザナとミーシャ 日本の魅力大発見
~チェコ人カップルの日本縦断自転車旅行~

【エピソード 65】
<黒川温泉で湯めぐり>

日本でも有数の高級温泉街、黒川温泉にはかぞえきれないくらい多くの美しい旅館やホテルがそろっていて、泊まってゆっくりくつろげます。とはいえ、日帰り客でもじゅうぶん満足できますよ。入湯手形さえあれば!

観光案内所で手に入るこの手形は、1枚たった1300円(子どもは700円)で町内約25カ所の露天風呂のうち3カ所に入ることができます。

私たちはどうしても一緒に時間を過ごしたかったので、もらった温泉マップで混浴風呂を探しました。水着は着ない、恥ずかしことでもない、ただ男女が裸で同じ湯に浸かるというだけのこと。

最初は、温泉街から少し離れた旅館山河(さんが)まで自転車を走らせました。森の中の静かな佇まいのこの温泉は、少し乳白色のお湯に最低限の脱衣所と洗い場がついたのどかなお風呂でした。ほんとに昔なつかしい感じがしました!

次は、黒川温泉の反対側までペダルを漕ぎました。途中で顔湯を楽しみました! いやしの里 樹やしき(きやしき)は、男女別々の浴場があって、その奥に大きな混浴風呂が広がっています。小さな噴水で背中のマッサージもできます。

最後に行ったいこい旅館は、一番ナイスな選択となりました。上川端(かみかわばた)通りにあるこのれっきとした木造ホテルに、私たちは心を奪われました。露天風呂のデザイン、変化に富んだお風呂、植物が、とにかく魅力的なんです! 加えて、玄関のすぐ前の温泉で茹でた卵、オンセンタマゴも買えるんです!

 

 

 

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