エピソード63 日本でウーフィング:湯布院カントリーロードユースホステル

 

ズザナとミーシャ 日本の魅力大発見
~チェコ人カップルの日本縦断自転車旅行~

【エピソード 63】
<日本でウーフィング:湯布院カントリーロードユースホステル>

前回エピソードでお話ししたように、悪天候のためにサイクリングをしばらく休まざるをえなくなりました。そこでズザナが見つけたのがウーフィング(wwoofing)という、有機農家とボランティアのためのオンライン市場です。私たちは幸運にも湯布院カントリーロードユースホステルに出会えました。オーナーのリョウさんとトモミさんは、好きなだけ滞在しても大丈夫と受け入れてくれました。

滞在の条件とは? 1日5時間くらい作業すれば、2人用の個室と3回の食事が提供されるというものでした。私たちにとってこれはパーフェクトな解決策でした! 残りの時間は自分のオンラインの仕事ができるし、雪の中でキャンプする心配もしないですみました! あともう一つ、このホステルの談話室はオフィスとして最適なんですよ!

ウーフィングをしたのは初めてでした。実をいうと、私たちはもう何年もボランティアや肉体労働をやっていませんでした。十代の頃にやったアルバイトをまたやっているような感じでした。さて、私たちは具体的に何を手伝ったのでしょうか。

午前中の仕事は毎朝7時に始まり、食卓を整え宿泊客に朝食を出す手伝いをしました。夜の仕事も同じような手順で、夕食を出す手伝いをしました。日本の食事は、細々とした器や皿に独特の盛り付けをした料理がたくさん出されるので、それぞれに関連する決まりごとをすべて覚えるのは大変でした。

朝食が終わると、部屋の清掃を手伝ったり、もっと特殊な仕事を与えられたりしました。今では以前にも増してお風呂のありがたさを感じるようになった仕事は、温泉のメンテナンスでした。ミネラル成分の沈殿物をかき落とす仕事は、とてもきついのです!

合計すると、湯布院CRYHには11泊しました。リョウさんとトモミさんは家族経営で宿を切り盛りしていて、宿泊客が出発するときは必ず見送りの歌を歌い、美味しい食事を作り、とにかくあらゆることに心をこめているのです。2人に会えたこと、そしてホステルというビジネスにつきものの仕事を経験できてよかった!

 

 

 

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