エピソード56 高知西部: おいしい魚、五つ星温泉、太鼓の演奏

 

ズザナとミーシャ 日本の魅力大発見
~チェコ人カップルの日本縦断自転車旅行~

【エピソード 56】
<高知西部:おいしい魚、五つ星温泉、太鼓の演奏>

四国を一周するサイクリングコースを海岸沿いに走り、中土佐(なかとさ)町に着きました。

一晩泊まる場所という以外に特に何も期待せず、地元の道の駅にテントを張りました。とその時、評判の鰹料理店と温泉のある素敵な旅館がすぐ隣にあることに気付きました。

黒潮工房で出された魚は、間違いなくこれまで私たちが食べた中で最高の部類でした。最初、料理店の従業員は外国人の客をちょっと敬遠気味でしたが、私たちがこの旅のことを話し、美味しい食事をほめ続けると、従業員の人たちもうちとけはじめてくれました!最後には、料理長が鰹の心臓と腹のトロの部分もサービスしてくれました。なんて親切!

高級料理の次は、隣接する黒潮本陣旅館で高級温泉を味わいました。午後は私たちのほぼ独占状態で、大雨でしたがすばらしい眺めを心ゆくまで堪能しました。

翌朝、サイクリングコースにしたがって走ると海岸から離れて山地に入っていき、最後には四万十川沿いを走ることになりました。

ズザナは大正(たいしょう)の轟(とどろき)公園を宿泊場所に選びました。公園は冬の間は営業していないみたいなので、だれの邪魔にもならないだろうと考えてました。ところがびっくりしたことに、午後6時ごろに一人の年配の女性がやってきて、私たちがテントを張った場所は太鼓の練習場のとなりだと言うではありませんか。この女性、トドロキ・ユイさんはすばらしい先生で、町の太鼓セッションに私たちも加えてくれました! 私たちは勧められるままに太鼓に挑戦し、子供と大人の両方と数回いっしょに演奏しました。日本から持ち帰る最も刺激的な思い出の一つになりました!

 

 

 

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