ズザナとミーシャ　日本の魅力大発見
～チェコ人カップルの日本縦断自転車旅行～

【エピソード 43】
＜名古屋で友だちと再会＞

冬が近づき、テントでの夜は寒くなってきているので、私たちの旅は、より社交的な段階に移っています。まず初めに、Warmshowersで知り合った、名古屋市藤が丘にお住いのパトリス教授のお宅に3泊させてもらえてラッキーでした。

パトリスは、地元にある大学のアメリカ人研究者であり、英語教師でもあります。最高に面白くて親しみ易い女性です。毎日、一緒に大相撲中継を見て、たくさん笑いました。彼女の批評は抱腹絶倒で、ぜひ正式なコメンテーターになってほしいものです。

パトリスは、美味しいお好み焼きも作ってくれて、さらに良い自転車屋さんも勧めてくれたので、そこでタイヤ交換をしてもらいました。4,500キロ走行したチェコ製タイヤはボロボロで、ほぼ毎日パンクしていました。ジテンシャデポ名東のスタッフは、本当に良かったです。高かったけれど素晴らしい品質の新しいサーリー社のタイヤにとても満足していて、残りの旅の間、パンクしないといいなと思っています！

バイク修理に関して言えば、名古屋（実際は、豊田ですが）は、青森で出会った友人のカケルの故郷でもあります！　エピソード20に彼が登場したのを覚えていますか？ねぶた祭りの時に私たちのバイクとテントを直してくれた、親切で礼儀正しい若者です！ちょうど自転車での国内旅行を終えたばかりのカケルは、言ってしまえば、私たちのヒーローです！1日に最高で175キロを走り、10か月で11,875キロを走破したそうです。怪物かも。

そして、最後になりますが、ズザナの早稲田時代のクラスメイトのワタナベ・ケンジさんと、奥さまのユウコさんと一緒に週末を過ごしました。彼らとの時間は特に思い出深いものでした。なぜなら、古くからの友人のように、深い内容の話しなどを自由に、そして正直に話すことができたからです！　さらに、土曜日の夜に開かれた美味しいたこ焼きパーティーで、素敵な友人たちも紹介してくれました。ミーシャがカクテルを作って、えーっと・・・楽しくなりました！

 

 

 

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