エピソード28 ワンワールド・サーフショップ:一宮町での滞在
ズザナとミーシャ 日本の魅力大発見
~チェコ人カップルの日本縦断自転車旅行~
【エピソード 28】
<ワンワールド・サーフショップ:一宮町での滞在>
東京方面に南進するにつれて、キャンプ場が少なくなります。冒険旅行をするのは北海道のように簡単ではなくなりますが、Airbnbで匝瑳市(そうさし)にある手ごろな部屋を見つけて、3泊して身体を休めました。今回の旅行の第一章は終わりに近づいて、疲れが溜まってきていました。
もうお気付きだと思いますが、ミーシャはサイクリングがそれほど好きではありません。彼は夏の間ずっと、何かほかのスポーツをするのを楽しみにしていました。チェコには海がないことから、体験できる機会が少ないサーフィンに最も注目していました。日本では九十九里浜がサーフィンのメッカであるということを読んで知っていたのですが、具体的にどこへ行けばいいのかが分かるようなブログやネット情報を見つけることができませんでした。そこでズザナはグーグルマップの一宮地域で、サーフショップを見つけて何も考えずに1つ選びました。
ズザナの日本人のホストマザーであるシバタ・エリカさん、それに娘のエレナと、ワンワールドサーフショップで待ち合せました。3カ月ぶりに再会できて嬉しかったです! ミーシャは、2人に私たちの冒険スタイルで一晩を過ごすよう勧めました。2人ともキャンプは人生で初めての体験。その様子はかなり笑えました! エレナが後で言うには、キャンプはカッコいいけど1回で十分、だそうです。 😀
2人と一緒に週末を過ごして、サーフィンの練習をしました。サーフショップのオーナーのハマノ・ヒロさんは、浜で一番親切な友達でした! エリカとエレナに個人レッスンをしてくれた上に、私たち全員をサポートしてくれました。サーフィンは、簡単に見えて実際はとても難しいスポーツの1つです。
私とミーシャはワンワールドでさらに4泊して、星空の下で寝て、完全にリラックスできる環境を楽しみました。サーフィンの腕は、日ごとに上がっていきました。とはいえ、まだまだ改善する余地がたくさんあるので、また一宮に戻ってもっと練習したいと思っています!
一宮は、東京オリンピック2020のサーフィン会場です。来年、プロサーファーが競う場所で波に乗れて光栄でした!
千葉市内をサイクリングするのは、心配していたよりも楽でした。東京湾の湾岸は非常に都会ですが、交通量はそれほどでもなかったのです。ホストファミリーがいる浦安までは、明確な標識があるサイクリング・ロードを走って行くことができました。
出発から3,000キロを走破したお祝いをしました! 正直に言うと、休みを取るのが待ち遠しかったです。ミーシャの両親の来日に合わせ、今後3週間、サイクリングはお休みです。
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