エピソード 14 中富良野の花畑

2019-08-05



ズザナとミーシャ 日本の魅力大発見
~チェコ人カップルの日本縦断自転車旅行~

【エピソード14】
<中富良野と花畑>

山々やアイヌの生活からたくさん刺激を受けた大雪山をあとにしました。次に向かうのはたぶん北海道で最も写真に撮られている場所です。

中富良野への道のりは1日で進むには遠過ぎるので途中でキャンプをしました。層雲峡のある上川町から旭川の無料キャンプ場まで、快適な自転車道がずっと続いています。キャンプ場には、たくさんのカエルや、獲物を食べながら交尾する昆虫などがいました。それに数えきれないほどのキツネを追い払わなければなりませんでした。キツネは明らかに人の残飯をあさることが常習化しています。

hatinosu.net(はちの巣:無料キャンプ場、温泉などの情報を掲載するポータルサイト)は、中富良野の無料キャンプ場の場所を示していました。日没後間もなく表示された場所に着きましたが、そのあたりには神社しかありませんでした。幸いなことにポケットWi-Fiを持っていたので、グーグルで探してその場所がさらに上ったところにあることが分かりました。二度と間違えないように、Googleマップで「ここへ行く」を押しました。案内に従って舗装された道を上って行くと、あまりに急こう配で自転車から降りて押して行かなければなりませんでした。さらに150メートルほど上ったところで、道路は無くなったのに、グーグルは、ラベンダー畑のそばの草原をさらに50メートルまっすぐ進むよう指示していました。

50メートルなんて何でもないと思うかもしれませんが、ここは北海道の全旅程の内で最悪の区間でした :-D 上り坂はとても急で、旅の荷物を積んだ自転車は押してもなかなか進みませんでした(何しろ私の自転車は荷物込みで私の体重より5-6キロ軽いだけです)。蚊には刺されるし、私たちが向かっている暗い森にはクマさんがどこかに潜んでいるかもしれないし、筋肉はほぼエネルギーゼロ状態でした!

やっとキャンプ場を発見し、すぐにトイレの洗面台で身体を洗いました(周りにシャワーも温泉もなかったので)。ミーシャは暗くなってからテントを張ることにすっかり慣れているので、あっという間に準備して、ぐっすり眠ることができました。完璧な暗闇の中で(キャンプ場ではしばしば街灯が一晩中ついたままで、安全性という意味では良いのですが、眠りを妨げられるのが残念です)。

翌日は晴れて暖かく、中富良野の花畑を観賞するには最高な日でした。100万人もの他の観光客と一緒でしたけど :))) この地域で最も有名なフラワースポットであるファーム富田に、多くの観光客を乗せた大型観光バスに囲まれながら向かいました。本当にただの撮影スポットなので、写真を何枚かと、いくつかの動画を撮って、ラベンダーアイスクリームを味わって、直ぐに出発しました。私たちは、人工的で、明らかに肥料をたくさん使って作られた風景よりも、本物の自然が好きです。でも、ここも訪れる価値はありました。それにこの整然と並んだ花畑のおかげで、この地域が高い評判と観光収入を得られることは素晴らしいと思います!

 

ズザナ&ミーシャ

 

 

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