エピソード 33 元箱根、そして富士山

 

ズザナとミーシャ 日本の魅力大発見
~チェコ人カップルの日本縦断自転車旅行~

【エピソード 33】
<元箱根、そして富士山>

こういうのを、キツイ登りと呼ぶのです!

小田原から元箱根までの県道732号は、日本で経験した最も過酷なコースの一つでした。海岸沿いから海抜850メートルあたりまでを、15キロくらいの距離で一気に登るのは辛い旅でした。:)

それでも、元箱根は、とても景色が良い場所です。(台風19号が近づいていたために)雨だったとはいえ・・・。「平和の鳥居」の写真をインスタグラムでたくさん見ていたので、自分たちも撮影することができて嬉しかったです。

元箱根は、現実的にも大事な場所になりました。浦安にいたときに、プラハ製の新品の寝袋を購入したのですが、サイクリングを再開した最初の夜に、ミーシャのマットレスが壊れてしまったのです。そのブランドの日本代理店である株式会社モチヅキに連絡したところ、クレーム対応の早さにびっくりさせられました。3日以内に、元箱根の郵便局に新しいマットレスが届いていました! 日本を旅行する外国人にとって、このような対応をしてもらえると本当に安心です。ありがとう!

残念ながら曇っていたために、富士山を元箱根から眺めることは叶いませんでした。その代りに、別の場所から眺めながら3,500km走破を祝い、数週間前にこの壮大な火山を登ったときのことを思い出しました(その時は、東京からバスで行きました)。

ここからは、説明をつけずに、その2日間の富士登山で撮った写真をお見せします。ズザナは既に2度登頂(「1度も登らぬ馬鹿、2度登る馬鹿」という有名な諺にもかかわらず)していますが、登るたびに、もっともっと素敵になると言っていました!

 

 

 

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