世界の人が仲良く楽しめる場所を作りたい
―宝家さんでは、どうして外国人のお客様を積極的に受け入れているのですか?
海外留学の後も仕事やプライベートでいろいろな国に行くと、人種や宗教の違いから生じる誤解やトラブルを目にするようになりました。そんなことから、人種や宗教の垣根を越えていろんな国の人が楽しめる所があればいいなと昔から思っていました。そこで、家業の宝家がその場所を担っていければと思うようになりました。今は女優業の比重を減らし、パーソナリティとして地元の宣伝になるような番組に関わらせていただきながら、若女将としてお店に立っています。
重要なのは行動を起こすこと
―外国人に来ていただくためにどのような取り組みをされていますか?
千葉県が行っている海外プロモーション事業に参加したりしています。今年の2 月には森田健作千葉県知事のタイにおけるトップセールスに参加してきました。現地の旅行会社の方々には、「宝家」のことだけをアピールするのではなく、木更津そして近隣の市や町の観光名所などもご紹介しています。これからはさまざまな形での連携をしていくことが重要だと考えています。
行動を起こした距離だけ経験も増えると感じています。行動を起こして得たものは、将来のふとした瞬間に身を助けてくれるというか役立つと思っています。