温泉旅館(旅)への持ち物
わたしの湯めぐりの相棒は日本手ぬぐいです。いつも2本持ち歩きます。一日に何湯も巡るのですが、湯から上がり1本使い、次の場所で1本。軽くて、コンパクト。持ち運び便利なうえに渇きも早い手ぬぐいが便利なのです。
実は、江戸時代から手ぬぐいが愛用されてきました。錦絵などを見ると、男女ともに湯からあがると首から手ぬぐいをかけているんですよ。
入浴前の準備も忘れずに
温泉入浴は癒されるものですが、思っている以上にカロリーを消費します。42度の湯に5分浸かると、10分ほど早歩きした時の消費カロリーと同等と言われるほどです。空腹だと湯あたりしてしまいます。かといって、満腹すぎても苦しくなってしまいます。ですから空腹過ぎず、満腹過ぎずというのが鉄則。
入浴前はチョコレートなど簡単にカロリー摂取できるのでおすすめします。
旅館の客室に置かれている「温泉まんじゅうとお茶」これは理にかなっているものなのですよ。
日本流の入浴のマナー
外国の方にもぜひ日本流の入浴をマスターしていただきたいですね。
大浴場に入ると脱衣所があります。ここで服を脱ぎ、ロッカーか籠に洋服を入れてください。そして特に女性の場合は髪もまとめてください。日本では湯船に髪の毛が入ることは不潔とされています。
タオルか手ぬぐいを持ち、大浴場へ。
シャワーブースがあれば、そこで身体をよく洗ってください。シャワーがない場合は、湯船から桶でお湯をすくい、身体を洗ってください。
体を洗ってから、湯船の温泉へ。
充分に温まったら、またシャワーブースで、今度は髪を洗ったり、身体を洗ったり。
再度、温泉に入り、持参したタオルで身体を拭いて、脱衣所へ。