デザインに象徴性と調和の両立を求める
サッポロ不動産開発はGINZA PLACEをつくるに当たり、「明日の銀座を創るランドマーク」を目指し、「銀座といえば白いGINZA PLACE」と言われるような象徴性をデザインに求めた。同時に、街との調和や連続性を重視し、建物内の店舗から街の店舗へのつながりにも配慮した。
例えば、外から見たときに気付くのが、7階のテラスだ。銀座では、旧高さ制限(百尺ルール)が大正8年(1919年)に決められている。そのため四丁目交差点を中心に、昔からある銀座のほとんどの建物は百尺(約31メートル)に揃えられているのだ。GINZA PLACEの7階はその百尺に当たる。そこへテラスを配置することで、周りの建物のスカイラインとの調和を図った。