エピソード77 知覧 ― 比類なき男たちのまち

 

ズザナとミーシャ 日本の魅力大発見
~チェコ人カップルの日本縦断自転車旅行~

【エピソード 77】
<知覧 ― 比類なき男たちのまち>

このエピソードでは、私たちの探検旅行の本当に最後の数キロメートルにみなさんをお連れします。この最後の美しき2日間は、完璧な形をした火山、開聞岳(かいもんだけ)のふもとからスタートしました。

最初、海岸沿いをしばらく走った後、ルートは内陸に向かい上り坂になりました。その間、すばらしい景色が過ぎていきました。その中には、初めて見るちゃんとしたつつじの花もありました、イエイ!

まもなく、青々とした緑の茶畑が何列も並んで、あたり一面に広がっている光景が目に入ってきました。なんて美しい!

地元の農家の方からは、最新のお茶のパックまでいただくことに。その方によれば、鹿児島は静岡に次いで日本第二のお茶の産地だそうです!確かに、ここの茶畑は果てしなく続いています。

私たちのお目当ては、特攻隊員(カミカゼパイロット)のミュージアムと、市中心部の武家屋敷保存地区でした。保存地区は区内が全面開放されていて、7つの武家屋敷庭園の中に入って見ることもできます。観光客は私たちの他にほぼだれもいなかったので、いっそう落ち着いた静かなひとときを過ごしました。

知覧は最後の最後の一里塚でもありました。日本縦断7500 kmの旅に、私たちと一緒に乾杯してください。

また上り坂をなんとか乗り切って海岸まで戻ると、すっかり感傷的になりました。愛車のAuthor(オーサー)を新しい旅行者に手渡す時がきました。今度は英国の友人、ケイティーとトムが、私たちに代わってこの絵のように美しい国を走り抜けることになります。私たちはというと、バックパッカーに転じて屋久島に向かい、歩き旅を楽しみます!

 

 

 

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