エピソード 54 徳島のすばらしい海岸線

 

ズザナとミーシャ 日本の魅力大発見
~チェコ人カップルの日本縦断自転車旅行~

【エピソード 54】
<徳島のすばらしい海岸線>

四国は日本のサイクリングアイランドを自称しています。「Around Shikoku(四国一周)」という公式のサイクリングルートがあり、道路に青色で表示されてサイクリストの道案内になっています。このコースのハイライトは、なんと言っても徳島の海岸線です。

快適な区間は鳴門町(なるとちょう)から始まります。いくつかの橋(10%という急勾配の高架橋を含む)を渡って鳴門の渦潮に向かいます。私たちが行ったタイミングはベストとは言えませんでした。渦潮が最大になるのは干潮時と満潮時、満月のときと初春です。それでも、大鳴門(おおなると)橋の遊歩道から見るだけでも楽しかったです。

もっとも、鳴門のことは別の理由から一生忘れないでしょう。ミーシャが鳴門天然温泉というすばらしい施設で電気風呂なるものを見つけ、私たちはこのおかしな理学療法を初めて試してみたのです!日本の温泉には数え切れないほど行きましたが、こういう電気パルスを使っているところは一つもありませんでした。電気風呂は……まあ、ショックを受けましたね。すごくいい意味で!

日和佐(ひわさ)で荒天に見舞われましたが、新しくオープンした壱 the Hostel とオーナーのヒロに救われました。壱 the Hostelは美しくとっても快適でオシャレなゲストハウスで、主人は本当に気さくな人です。ぜひ訪ねて行ってヒロのすばらしい仕事をサポートしてください!

私たちはヒロに勧められて、よりきついけどその分走り甲斐のある県道147号を通って西に向かうことにしました。この道は、これまでの全行程の中で最も眺めのいいコースの一つでした。海岸線の美しさは、言葉では言い表せないほどでした。とてもカメラでは捉えられませんでした。自分の目で見るしかありません。

このとりわけ爽快な走りを祝し、太平洋に面した白浜海水浴場でひと泳ぎして免疫力をアップしました。

 

 

 

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ズザナ&ミーシャ

 

 

 

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