①学習省エネ (自販機に内蔵されたマイコンが、これまでの売行きデータなどを分析し、その結果に応じてゾーンクーリングなどの省エネ機能を自動的に適切に働かせるという仕組み)
②ヒートポンプ (庫内の冷却装置から出る熱を再利用し、ホット商品を温める。この方式により、消費電力量が大幅に低減される)
③照明の自動点滅、減光 (センサーで周囲が暗くなると点灯し、明るくなれば照明が消えて電気の無駄をなくし、使用する消費電力量が抑えられている。最近ではより消費電力量の少ないLEDも採用され始めている)
④ゾーンクーリング(部分冷却・加温システム:もうすぐ売れていく商品だけを部分的に冷やしたり温めたりして使う電気を節約)
⑤ピークシフト (電気が最も使われる夏場の午後には冷却運転を停止して、発電所の負担を軽減し、発電に伴う二酸化炭素の排出を抑える)
⑥真空断熱材の採用 (自販機の省エネでは、庫内の冷たさや温かさをできるだけ逃がさないでエネルギー効率を高めることがポイントになる。このため最近の飲料自販機には保温効率の高い真空断熱材が使われるようになってきた)
「あともう一つ、日本の自販機は入れたお金が戻ってきてしまうということはほとんどありません。これは世界でもトップクラスです。お金を受け入れて選別する技術が高く、優れているというのは自慢をしたい点です」