隠れ家的和食店

2011-01-01
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選び抜かれた国産ワインと本格割烹を味わえる

隠れ家的和食店

 旬香(しゅんこう) みつや

オーナーシェフ 小長光(こながみつ) 史也さん
(元在ノルウェー、チェコ共和国日本国大使館公邸料理人)

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mitsuya3東京都杉並区、阿佐ケ谷駅から徒歩わずか4分。路地裏にたたずむ小さな店構えながら、選び抜かれた国産ワインと本格割烹が味わえる隠れ家的なお店 「みつや」を訪れました。今回は、日本国大使の公邸料理人としてノルウェーで3年8カ月、続いてチェコで3年5カ月暮らし、その腕を振るってきたこのお店のご主人小長光史也さんにお話を伺いました。

 

ノルウェーとチェコで過ごした思い出を聞かせてください。
 良い思い出ばかりです。言葉の面では最初は悩みましたけど、現地スタッフとコミュニケーションをとるのにある程度言葉ができないといけないと思い、自分なりに勉強しました。基本は英語ですが、それぞれの国の言葉も少し覚えたりしました。
 そんな現地スタッフたちとの思い出の一つに、「キノコ狩り」に一緒に出かけたことがあります。キノコ狩りは、チェコの国民的な秋の恒例行事で、チェコ人は若い人でも食用キノコと毒キノコの違いが見分けられるんです。なかでも大使館のドライバーさんがキノコにとても詳しく、昨年、その彼からキノコが送られてきました。私はお礼に日本のカレンダーをプレゼントして、今でも交流は続いています。
 また、私は以前から海外に興味があり、いろんな世界を見てみたかったので休暇を使っていろいろ旅行しました。個人的にワインが好きなのでフランスには何度も行きました。パリはもちろんのこと、ブルターニュ、ボルドー、ブルゴーニュ、スペイン国境付近といった地方も巡りました。チェコにいたときは車で7、8時間かけて一番お気に入りのアルザスまで行ったこともありました。日本にいたら絶対できない貴重な経験でした。

 自分のお店を持つことはイメージされていたのですか?
 自分のお店を持ちたいとずっと思っていました。器を一度にそろえるのは何かと大変なので、少しずつ集めていました。ノルウェーにいたときは、車でコペンハーゲンまで行ってロイヤルコペンハーゲンの器を手に入れたり、チェコはクリスタルの産地で有名なのでクリスタル製の器を買ったりして準備をしていました。そして帰国後、修行時代に住んでいた阿佐ケ谷に1人で切り盛りするにはちょうどいい大きさの物件がタイミング良く見つかったので2008年12月に「みつや」をオープンしました。「みつや」は、妻が名付けてくれました。苗字の「光(みつ)」と名前「也(や)」を取って組み合わせ、かわいらしい音の響きから、お客様にいつまでもかわいがってもらえるようにと願いが込められています。

「みつや」の料理のこだわりを教えてください。
 食材はすべて自分で厳選しています。奇を衒(ルビ:てら)った料理ではなく、「しみじみと美味しい」と感じてもらえるような料理を作るように心掛けています。そして国産ワインも同時に楽しんでいただきたいと思っています。また、約7年間ヨーロッパで暮らした経験を生かし、自分なりのオリジナル料理を考えて行きたいと思っています。

 今後の抱負をお聞かせください。
 明日のことを考えるのが精一杯なんですが、夢は海外で自分のお店を出したいですね。公邸で働いていたときと違って個人で海外に暮らすのは大変だと思いますがやってみたいです。できればノルウェーかチェコに出店したいと思っています。

mitsuya41969年生まれ、高校卒業後上京。さまざまな割烹店での修行を経て、30歳のときに公邸料理人としてノルウェーとチェコに赴任。2008年12月に阿佐ケ谷に「みつや」をオープン。2010年10月には外務省認定の「優秀公邸料理長」に選ばれ表彰される。

 

mitsuya5旬香 みつや
TEL :03-6795-5328
〒166-0004東京都杉並区阿佐谷南3-44-9
URL: http://ameblo.jp/season-jp/

アクセス:JR阿佐ケ谷駅南口より 徒歩4分

営業時間: 昼 12:00-14:00夜 18:00-22:00(LO 21:30)

定休日:月曜日(昼夜)・火曜日(昼)

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写真:君和田富美夫

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