観光地

『高原の楽しみ方』(志賀高原ユネスコエコパーク)

2014年9月25日

 

『高原の楽しみ方』

志賀高原ユネスコエコパーク

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志賀高原といえば、1998 年の長野冬季オリンピックでアルペン競技の会場となったスキーのメッカである。また近年では雪の中で温泉に入るニホンザル「スノーモンキー」が世界中からの観光客の人気となっている。そのような訳で冬の観光地のイメージが強いが、実は志賀高原は1980年にユネスコから「生物圏保存地域(BR)」(日本での通称「ユネスコエコパーク」)として認定されている。核心地域と呼ばれる保存地域には、手付かずの原生林や湖沼・湿地帯などがあり、夏や秋にはトレッキングを楽しむ人たちで賑わっている。志賀高原の楽しみ方を追求しに行ってきた。

 

ユネスコエコパークとは

 志賀高原ユネスコエコパークについて書く前に、ユネスコエコパークとは何かを簡単に紹介する。ユネスコエコパークは、1976年にユネスコが開始した事業で、生態系の保全と持続可能な利活用の調和(自然と人間社会の共生)を目的としている。正式な名称は「生物圏保存地域」だが、日本国内では通称「ユネスコエコパーク」と呼ばれている。日本では現在志賀高原や屋久島など7カ所が認定されており、世界的に見れば米国のイエローストーン、オーストラリアのウルル(エアーズロック)、エクアドルのガラパゴス諸島など600地域以上が認定されている。「自然と人間社会の共生」を目的としているところが、自然保護に重点を置く「ユネスコ世界自然遺産」との大きな違いである。そのため地域を3つに分けて登録し、「核心地域」では生物多様性の厳格な保護を行い、「緩衝地域」では学術的な研究や教育を中心とし、「移行地域」は居住区域として地域社会の発展が図られている。

(さらに…)

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