エピソード 44 伊勢志摩国立公園 

 

ズザナとミーシャ 日本の魅力大発見
~チェコ人カップルの日本縦断自転車旅行~

【エピソード 44】
<伊勢志摩国立公園>

伊勢神宮

日本の神聖な場所に行くのは、私たち外国人にとっては神経を使うことがらです。一方では恐れ多いような気持ちになり、部外者としてできるだけ礼儀正しくしようと努めます。その一方で、美しい建築、神秘的な僧侶、今も生き続けている慣習やさまざまな土地の気風にはすっかり魅了されます。

なにが言いたいかというと、私たちは仏教徒でも神道信者でもないのに、どちらの宗教にも惹きつけられ、深く心に語りかけてくるものを感じるのです。そういうわけで、伊勢神宮に参拝するのをとても楽しみにしていました。

最初に、「外宮(げくう)」を探索しました。氏神(神道の神)は、豊作と人々の幸せを気遣い祈ります。お宮に祀られた神には、神職が毎日2回食事を供え、皇族の繁栄と世界の安寧を祈ります。伊勢神宮についてすごく驚いたことは、2カ所のお宮が20年に一度すべて造り替えられるということです。このため、現在のお宮の隣にはそれぞれ空いた敷地があり、そこが前回と次回のお宮を建てる場所となっているのです。

本殿である「内宮(ないくう)」も、同じように心奪われる場所でした。聖なる川、五十鈴川の川岸に築かれた石畳の「御手洗場(みたらし)」では、お清めを体験しました。

伊勢神宮の瞑想パワーにエネルギーをもらい(何本かの木に触れて霊験を高めました)、ズザナのお気に入りの場所である南岸に向けて出発しました。そのことについては次回詳しく!

 

 

 

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